「治らない」を諦めない。
「痛い」「動かない」肩の専門アプローチ
針灸・推拿・漢方の3本柱で「神経(痛み)」「構造(筋肉・関節)」「体質(内部環境)」の3つの側面から根本的にアプローチします。

次のような肩の痛みでお困りの方、ぜひ当院へお越しください
Symptom Checklist
- 腕が上がらない
洗濯物を干す、棚の上の物を取るといった「万歳」の動作が痛くてできない - 後ろに手が回らない
エプロンの紐を結ぶ、下着の着脱、背中を洗うといった「腕を後ろに回す」動作が特に痛い - 不意の肩の痛み
車の駐車券を取る、後部座席の物を取る、つり革を掴むといった何気ない動作で痛む - 髪を整えられない
頭の後ろに手を回す動作(結髪動作)が困難になり、日常生活に支障をきたす痛み - 夜寝ている時も肩が痛む(夜間痛)
寝返りを打つだけで目が覚めたり、明け方にジンジンとしたりする痛みで眠れない - 整形外科で治療しているが良くならない
痛み止めの注射やヒアルロン酸注射をしても、鎮痛薬を飲んでも肩を動かすと痛い
肩の痛みを引き起こす主な疾患
Main Causes of Shoulder Pain

肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
40〜60代に多く、肩の痛みと肩関節の可動域制限が主な症状です。
原因は加齢に伴う肩関節周辺組織の変性や炎症ですが、明らかなきっかけがなく発症することも多いのが特徴です。
動かすと痛み、悪化すると夜間痛や寒冷時の痛み、腕への放散痛も現れます。特に「髪を結ぶ(結髪)」や「帯を結ぶ(結帯)」といった動作が困難になります。
病態は、骨や靭帯、筋肉の退行変性に加え、肩峰下滑液包(関節の動きを良くする袋)や関節包(関節を包む袋)の癒着が関与しており、これにより関節の動きがさらに制限されます。

腱板損傷・腱板断裂
症状は腕を上げるときの痛みや脱力感、激しい「夜間痛」が特徴です。
原因は転倒などの「急性外傷」に加え、加齢や酷使による「変性断裂」が挙げられます。
腱板は4つの筋肉(棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋)で構成され、特に棘上筋の損傷が最多です。全体の約半数は野球等のスローイングによる損傷(野球肩)で、残りの半数は40代以上の男性を中心とした加齢変性により、日常生活の中で自然に生じることがあります。

石灰沈着性腱板炎
症状は40〜50代の女性に多く発症し、肩の腱板内にリン酸カルシウム(石灰)が沈着することで急激な炎症が起こる疾患です。原因は未解明ですが、レントゲンでは腱板部分に白い影が映ります。
最大の特徴は、夜間に突然襲ってくる「眠れないほどの激痛」です。あまりの痛さに腕を動かすことすら困難になります。加齢による軟骨の摩耗が原因の「変形性肩関節症」とは異なり、石灰による急性の化学的炎症が激しい痛みをもたらすのがこの病気の特徴です。

肩峰下インピンジメント症候群
症状は腕を上げた際に骨同士、あるいは骨と筋肉が「衝突(インピンジメント)」して痛みが起きる状態です。
主な原因は、上腕骨と肩峰の隙間が狭くなることで、その間にある腱板(筋肉)が挟み込まれることにあります。腕を上げた時の痛みや引っ掛かり感が特徴で、患部が腫れる場合もあります。症状が悪化すると、動かさなくても痛む「安静時痛」が生じるため注意が必要です。肩の違和感を放置せず、早期に適切な対応をとることが大切です。
症状や徴候に応じた当院の治療
Our Treatment Approach
針灸はりきゅう治療(生理機能の調整)
- 血流改善と代謝促進
良性な刺激で局所の血流を促し、痛みの原因となる炎症物質を排出します。 - 痛みの鎮静化
神経系に働きかけ、過敏になった疼痛閾値(痛みを感じる境界線)を正常に戻します。 - 深層筋への介入
手技では届きにくい深部の筋肉に直接アプローチし、頑固な緊張を緩和します。
推拿すいな治療(構造と可動域の改善)
- 癒着の剥離
関節包や滑液包の癒着を物理的に解きほぐし、組織の柔軟性を取り戻します。 - 可動域の拡大
制限されていた関節の動きを段階的に広げます。 - 機能の復元
肩関節周囲の連動性を整え、肩全体のスムーズな動きを再構築します。
漢方治療(内部環境の整備)
- 浮腫の軽減
関節周囲に滞った余分な水分を巡らせ、腫れや重だるさを解消します。 - 筋痙攣の抑制
筋肉の急激なこわばりや引きつりを抑えます。 - 血行と防寒
血流を改善して末梢を温めることで、冷えによる症状悪化を防ぎ、回復しやすい体質へ導きます。

